Trash in tokyo
東京都の不用品・粗大ごみの処分について
東京都のごみ事情
東京都の人口は1300万人越え!と、当然ながら日本でもダントツで多く、平成30年度のゴミ排出量データでは4,383,468トンとやはりダントツの数字です。しかし、東京都の1人当たりのゴミ排出量は全国7位と意外なものとなっていて、昨今ではリサイクル率が高くなってきていて、より一層排出量は抑えられてきているものと思われます。しかしながら23区では依然として高いゴミ排出量となっています。23区では突出してごみ量が多い区はありませんが、千代田区、中央区あたりが他の区よりも高い数字となっています。
まずは捨てずに済む方法を考えよう!
小さくてリユース可能な物なら自分でヤフオクやメルカリに出品するのが最も高く売れる方法です。また買取業者に買い取ってもらうこともできます。
問題は大きい・重い物だと思います。家具・家電などで大きい・重い物はよほどブランド家具など価値がある物でなければ基本的に売ることはできません。
しかしながら、無料で引き取ってもらえる可能性はあります。そこでおすすめなのが
「リサイクルショップ」と「ジモティー」です。近くにリサイクルショップがあれば、電話で問い合わせてみてください。大手では
ハードオフさんや
トレジャーファクトリーさんなどです。ジモティーはそれほど手間もかからずに出品できるのでおすすめです。
また、東京都の中でもリユースへの取り組みとして、家庭で不要になったものを必要としている人に譲るための事業を行っている区や市があります。例えば世田谷区では「
不用品持ち込みスポット」を設置して、要らなくなったモノ(使える物に限る)を持ち込むことができます。それぞれの区や市でリユース事業が行われているかどうかチェックしてみてください。
区・市の粗大ごみ制度で処分
東京都で粗大ごみを処分するには基本的に「
戸別収集」を申し込んで処分します。料金や粗大ごみの定義、ルール、その他など若干の違いはありますが、ほとんどの区や市で同じような方法で処分することができます。また、持ち込みできる施設がある区や市では「
持込処分」も可能です。
戸別収集の大まかな流れ
- 電話やインターネットで申し込み
- 粗大ごみ処理券をコンビニなどで購入して貼る
- 収集日の朝に指定場所に出す
区・市の制度で処分するメリットは
なんといっても安いことです。例えば新宿区なら「電子レンジ 800円」「シングルベッド
(ベッドマットを除く)1,200円」「ソファ(3人掛け)2,000円」など、高い物でも2,000円台程度です。
デメリットとしては「
自分で家の前まで運び出す必要がある」「
申し込みから収集まで時間がかかる」「
エアコン・冷蔵庫・洗濯機・乾燥機・テレビは収集してくれない」「
他にも収集できないものがある」「
手間や時間がかかる」などがあります。
特に大きい・重いモノは女性や高齢者の方は運び出せない方も多いかと思います。また、重いモノを運ぶ際は危険ですのでケガには注意しましょう。
不用品回収業者を利用する
上記の方法では処分できない場合は不用品回収業者を利用しましょう。
不用品回収業者のメリットはなんといっても「ラク」なことです。電話1本で片付けから運び出し、回収まで行ってくれます。基本的には何もしなくても大丈夫です。
その他のメリットとしては「
すぐに捨てられる」ということがあります。区や市の収集は申し込みから1週間以上待たされることもあります。
また、「
リサイクル法対象家電やパソコン」など市や区では収集してくれない物も引き取ってくれます。もちろんリユース可能な物であれば買取もしてもらえます。
不用品回収業者を利用した方が良い場合
- 重くて部屋から運び出せない
- ごみの処分に手間や時間をかけられない
- リサイクル法対象家電を捨てたい
- パソコンを捨てたい。または買取してもらいたい
- ゴミが多量すぎるため自分で処理できない
- 区や市で収集していない土日や夜間などに捨てたい
このような場合は不用品回収業者を利用した方が良いでしょう。不用品回収業者の料金は業者によって相当な開きがあります。だいたいの金額としては「大型家具・大型家電 8,000円程度から」「小型家電・小型家具 3,000円程度から」ぐらいの料金になるかとは思います。
基本的に区や市で処分するよりも高いですが、
場合によっては区や市で処分するよりも安くなることもあります。電化製品や趣味用品(楽器、ゴルフ、釣り具など)がリユース可能な物であれば、区や市と違って買取してくれますので、その分が差し引きされるためです。また、家電4品目はリサイクル料金がかかってきますので、不用品回収業者に引き取ってもらった方が安い場合もあります。
費用を行政と比較
|
区・市 |
不用品回収業者 |
ソファー |
1千円~2千円程度 |
5千円程度~ |
タンス |
1千円~2千円程度 |
5千円程度~ |
ベッド |
1千円~2千円程度 |
5千円程度~ |
掃除機 |
500円程度 |
5千円程度~ |
テレビ |
不可 |
2千円程度~ |
洗濯機 |
不可 |
3千円程度~ |
エアコン |
不可 |
5千円程度~ |
冷蔵庫 |
不可 |
5千円程度~ |
家電リサイクル法対象品[エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機]に関しては市や区では捨てられません。購入したお店で引き取ってもらう必要があります。家電は年式が新しいもの(だいたい製造5年以内)であれば買い取る業者が多くありますので、不用品回収業者に引き取ってもらう方がお得です。プラスでも買取を行っています。お気軽にご相談ください。
重くて運び出せない
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リサイクル家電の処分
大量すぎて手に負えない
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